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投資家は生涯で最大級の混迷期を迎えているが、それでも株価は上昇している。 S&P500種指数は3月8日に付けた年初来安値から7.6%戻し、今年の下落率を約6%に縮めた。旅行関連株や公益株、赤字のIT(情報技術)企業などあらゆる銘柄が上昇しており、株価の回復ぶりだけでなくその裾野の広さを指摘する…