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<p>《硝子の茶室「聞鳥庵」》がついに直島へ。〈杉本博司ギャラリー 時の回廊〉オープン!</p><p>ベネッセアートサイト直島に #杉本博司 の初期作から最新作までが一堂に会する〈杉本博司ギャラリー 時の回廊〉がオープン。《硝子の茶室「聞鳥庵」》も上陸! ⇒</p><p>杉本博司の《硝子の茶室「聞鳥庵」》がヴェネツィア、ヴェルサイユ、京都を経て直島へ上陸。それを機に2022年3月12日に〈ベネッセハウス パーク〉にオープンした〈杉本博司ギャラリー 時の回廊〉は、初期作から最新作を一望できる世界的にも類を見ないギャラリーです。</p><p>直島に安住の地を得た《硝子の茶室「聞鳥庵」》(2014年)。 ベネッセアートサイト直島に、杉本博司の初期作から最新作までが一堂に会する施設、〈杉本博司ギャラリー 時の回廊〉がオープンした。島内の「家プロジェクト」の一つである《護王神社》(2002年)に始まり、宿泊施設〈ベネッセハウス パーク〉内における写真作品の展示など(2006年)、直島に関わりの深いアーティストでもある杉本。この度〈ベネッセハウス パーク〉内に誕生した〈時の回廊〉は、写真作品はもちろんのこと、新素材研究所による建築プロジェクトに至るまで、杉本の多様な作品世界を体感できるものとなっている。 〈ベネッセハウス パーク〉1階レセプションに飾られた《華厳の滝》(1977年)。 杉本の初期作品を代表する「ジオラマ」シリーズより《ハイエナ、ジャッカル、コンドル》(1976年)。 杉本の最初の建築プロジェクトとなった直島の《護王神社》。その模型である《護王神社雛形》(2003年)も展示されている。 〈ベネッセハウス パーク〉を訪れると、まず出迎えてくれるのは、1階レセプションに飾られた1977年の写真作品《華厳の滝》だ。この作品は、のちに杉本の代表作「海景」が生まれるきっかけとなったものでもある。 建物のオープン時から展示されている「建築」シリーズ。手前右は《聖ベネディクト礼拝堂》(2000年)奥は《ワールド・トレード・センター》(1997年)、左は《ノートルダム・デュ・オー礼拝堂》(1998年)。 杉本のルーツをたどるような展示は地下へと続き、《松林図》や「建築」シリーズなど以前から飾られていた作品に加え、今回、新たに「ジオラマ」など初期の写真シリーズが加わった。さらに《護王神社》の模型も設置されている。</p>