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業績が良く、今後10年間の見通しも悪くないにもかかわらず、後継者がいないために事業を存続できない…日本には今、このような「本来廃業する必要のない会社」が多数存在しています。一般的な事業承継といえば、「親族内承継」や「社内承継」、「第三者へのM&A」の3つ。しかし、少子高齢化や株式譲渡などのハードルからいずれも選択できずに、結局廃業を選ぶ会社も少なくないのです。しかしそれでも、かつて“他人の赤字会社”を継いだ宮部康弘氏は「できるかぎり会社を存続させていく道を選んでほしい」と語ります。