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愛娘をモデルに「麗子像」を多作したことで知られる画家、岸田劉生(1891~1929年)は、38年の生涯で多くの自画像も残した。ヨーロッパで大きく変わり続ける美術表現と、明治末から大正、昭和と移りゆく時代のなかで、理想を探究する自分の姿を記録するかのように見つめ続けた。京都国立近代美術館(京…