話している時に誰かがくしゃみをしたせいで、ウソつきといわれる話が枕草子にある。仕える中宮定子(ちゅうぐうていし)に「私が好きか」と聞かれた清少納言(せいしょうなごん)が「もちろん」と答えると、別の部屋から大きなくしゃみが聞こえた▲中宮は「ウソを言ったのね」と奥に引っ込み、後にどう…
話している時に誰かがくしゃみをしたせいで、ウソつきといわれる話が枕草子にある。仕える中宮定子(ちゅうぐうていし)に「私が好きか」と聞かれた清少納言(せいしょうなごん)が「もちろん」と答えると、別の部屋から大きなくしゃみが聞こえた▲中宮は「ウソを言ったのね」と奥に引っ込み、後にどう…