2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦富士の公式予選が終了し、ポールポジションを獲得した笹原右京(TEAM MUGEN)、2番グリッドを獲得した佐藤蓮(TEAM GOH)、そして3番グリッドを獲得した平川亮(carenex TEAM IMPUL)が会見に出席し、予選を振り返った。
■笹原右京(TEAM MUGEN)
予選ポールポジション
Time:1分21秒404
「参戦が決まってからここまでの間、チームのみなさんが徹夜も含め、本当に頑張ってくれたおかげです。シーズン前のテストから問題点のあらい出しを行い、今回の予選までにうまくクルマを仕立て上げて下さったおかげだと考えております」
「Q2へのアジャストという意味では、今回Q1でBグループだったということもあり、比較的Q2へ向けた予想がしやすかったのかなと思います。そういった点も、うまく自分の中で活かせたと思います。コースインするとあとは自分で判断するしかありませんが、今までやってきた感覚とのすり合わせが、直感でうまくいったのかなという部分もあります」
■佐藤蓮(TEAM GOH)
予選2番手
Time:1分21秒668
「前日の段階ではトップから少し離れており、問題点も少なくはなかったのですが、本当にチームのみなさんが遅くまで原因を探ってくださいました。山本雅史監督をはじめ、アドバイザーの岡田秀樹さん、伊沢拓也さんのアドバイスもあり、2番グリッドというポジションを獲得できたので、本当に感謝しております」
「テストを含めて富士のホームストレートが追い風というのは初めての経験でした。事前に伊沢アドバイザーから注意点するべき点やTGRコーナーのブレーキングについてアドバイスをいただき、それがQ1ではすごくうまくいき、トップタイムを出せました。ただ、Q1AグループとQ2ではかなりコンディションに差があり、そこへの戸惑いも少しあり、Q2では伸ばしきることができなかったと感じました」
■平川亮(carenex TEAM IMPUL)
予選3番手
Time:1分21秒708
「テストではあまり順調ではなかったのですが、試行錯誤しながらオフのテストを進め、なんとか今日の予選までにクルマを仕上げることができました。昨日も遅くまでミーティングを行うなど、予選までにしっかりと準備してきました。昨日もトラブルで、少し思ったように走ることはできなかったのですが、そこも解決して思いっきり走ることができたので、チームに感謝しております」
「あと、レッドブルのサポートを受ける3人で予選トップ3を占めることができたのですが……僕が一番先輩なのに3番手で悔しいので、レースでは1番前に出られるように頑張ります」