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<p>使わない路線No.1返上なるか「東京メトロ南北線」 始まりは“北区シャトル” 30年で大変貌 | 乗りものニュース</p><p>専用の新型車両、出るんですかねえ? 【使わない路線No.1返上なるか「東京メトロ南北線」 始まりは“北区シャトル” 30年で大変貌】</p><p>東京メトロ南北線が相鉄線まで乗り入れることが発表されました。現行の東急、埼玉高速鉄道との直通に加え、鉄道ネットワーク拡大の一翼を担う同路線ですが、始まりは都区部北部を、行ったり来たりするだけの路線でした。</p><p>東京メトロには2022年現在9の路線があります。同社は2004(平成16)年4月に営団地下鉄(帝都高速度交通営団)が民営化されて発足しましたが、南北線はその営団時代に開業した最後の路線でもありました。営団は南北線を、21世紀を見据えた新しい路線と位置づけ、当時の最新技術を盛り込んで開業させています。 例えばホームドアの設置です。今でこそ都市部の駅では目にする機会が多いものですが、同線は当初から導入していました。それも、床から天井までを隔てるフルスクリーン型であり、これは現在でも少数派です。 ほかにもワンマン運転の実施、これに寄与するATO(自動列車運転装置)の採用、利用客に身近な例ではプリペイドカードの導入などを行いました。これらは稼働・利用状況を伺うという意味で試験的な要素もあり、「孤立路線だからできた」側面もあるといえるでしょう。 「最新の地下鉄」は徐々に南へ延伸していき、車両も6両編成となり、ついに2000(平成12)年9月、溜池山王~目黒間の開通をもって全線開通。同時に東急目黒線と直通運転を開始、後の鉄道ネットワーク拡大の第一歩となります。翌2001(平成13)年3月からは、赤羽岩淵駅に接続した埼玉高速鉄道とも直通、運行範囲が広がりました。</p>