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五輪の魔物が王者に試練を与えた。94年ぶりの3連覇を目指す羽生は、冒頭の4回転サルコーを失敗し、SP8位と出遅れた。「何一つほころびのない良い状態だったが、氷に嫌われてしまった。僕、何か悪いことしたのかな」。表情はいつも通り柔和だが、言葉の端々に動揺の色が浮かんだ。 男子SP 冒頭のジャン…