4月8日、ラナ エンタテインメントは8月7日に鈴鹿サーキットで開催される『FIM世界耐久選手権(EWC)“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会』にエヴァンゲリオンレーシングとして参戦することを発表した。
四輪レースではスーパーGT、スーパー耐久、D1などにも参戦してきたエヴァンゲリオンレーシングは、二輪レースには2010年からTRICK STAR Racingとタッグを組み鈴鹿8耐に参戦している。
2021年はシン・エヴァンゲリオン劇場版が公開され、再びコラボレーションが実現した。そして、MotoEライダーの大久保光、全日本ロードST600に参戦していた佐野優人を擁し、鈴鹿8耐に参戦するとアナウンスしていたがレースの開催が中止となった。
ところが、2022年も参戦を表明。鶴田竜二監督が率い、大久保光、佐野優人を暫定的なオーダーとして、第3ライダーは最終的な調整で決定すると発表した。
エントリー名は『EVA RT 01 Webike TRICKSTAR Kawasaki』で、Team HRCとKawasaki Racing Team Suzuka 8Hとともに主催者推薦チームとして出場することが決定している。
マシンはエヴァンゲリオン初号機をイメージした紫と緑のカラーリングを施したカワサキNinja ZX-10RRで、タイヤはブリヂストンを履く。また、全日本ロード第2戦鈴鹿2&4においては、大久保が出場。鈴鹿8耐を想定したセッティングの確認を行うという。
さらに、エヴァンゲリオンレーシングRQ2022も発表され、綾波レイ役は優月さん、式波・アスカ・ラングレー役は五十嵐希さん、真希波・マリ・イラストリアス役は霧島聖子さんが務めることも明らかになった。
昨年、エヴァンゲリオン好きの大久保は「ツナギ(レーシングスーツ)は初号機パイロットの碇シンジのカラーを着る予定です」と語り、自身のTwitterで完成したツナギの写真とともに「幻になってしまいましたが… これで鈴鹿走りたかったなぁと思う今日この頃。」と発信していただけに、彼が初号機カラーのマシンとツナギで走る姿が待ち遠しい。