Ankerと言えば、スマートフォンやラップトップ向けの高品質な充電アクセサリで知られていますが、同社はドッキングステーションやオーディオアクセサリといった他のカテゴリの製品でも成功を収めています。
そして今回、Kickstarterで開始から1時間で1億円以上の支援を集めた「AnkerMake M5」という3Dプリンターがラインナップに加わることになりました。
主な特徴は、そのスピードです。Ankerは、多くの競合製品よりも5倍高速だと説明しており、そのプリント速度は250mm/秒となります。これまで7時間かかっていた印刷時間が2時間になるということなので、製作者のスケジュールに大きな影響を与えます。また、Anker曰く、積層ピッチは0.1mmとなっています。
CADエンジニアと工業デザイナーは非常にクリエイティブであると同時に人件費も高価なことを考えると、制作現場は3Dプリンターでニーズを満たすことが出来れば、高い費用対効果を得ることが可能になります。このプリンターはFDM方式で、少なくともPrusa i3 MK3 やMakerbot Replicator 2と同等の精度だとAnkerは説明しています。
最後に、内蔵カメラが3Dモデルと比較しながら設計通り進んでいるか作業をモニタリングしてくれるので、ユーザーは製作中にプリンターに張り付いている必要はありません。これは非常にスマートです。
Kickstarter経由で注文する主なメリットは、429ドルから購入することが出来る早期割引を受けられる点です。通常価格の749ドルと比べると、かなりお手頃な価格となっています。ただ、Kickstarterは”買い物”ではなく”資金提供”を行うプラットフォームなので、製品の到着が遅れる可能性や出荷されなくなるリスクがあるという点にはご注意下さい。
商品が一般販売されてから購入したいと考えている人は、Ankerの公式サイトに時々目を通して進展を確認して下さい。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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