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【昭和基地で報道部・菊池健生】第63次南極地域観測隊(牛尾収輝(しゅうき)隊長)は6日、「大気重力波」の解明を目指す新型気球の放球を終えた。大気重力波は大気循環の駆動力とされ、気候変動の正確な予測の鍵を握るが、未解明な点が多い。気球は南極大陸を周回し、水平方向のデータを取得する計画…