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 食品の生産加工拠点、輸出基地、消費地と、食品分野でさまざまな顔を持つタイ。近年の事業環境の変化をタイ商工会議所副会長、加工食品・フューチャーフード委員会委員長のヴィシット・リムルーシャ氏に聞いた。

■…環境政策が世界的な潮流となっています。タイの食品産業が直面している課題は何でしょうか。

 「変化の多くは循環型経済と呼ばれるもののなかで生じている。タイ政府はバイオ、サーキュラー、グリーンのBCGモデルを策定した。これは未来に向かって進むための指針であり、食品加工産業にとっても同じだ。第一の目標は廃棄物ゼロ。食品業界ではBCGに関連する3つのキーワードを挙げている。1つ目は『食料安全保障』。人々に十分な食料を確保することが重要で、それに簡単にアクセスでき、健康を維持するための栄養を備えている必要がある。2つ目は『(材料としての)食品ロス』。原材料としてすべての部分を使い切ろうとしている。3つ目は『食品廃棄』の問題だ。例えば缶詰を3年以上保存できると証明しても、消費期限の規制は国によって異なり、消費期限が1年という国もある。流通業者は売り切るか廃棄せざるを得ない。いまでは多くの国が賞味期限の表記に切り替えている」

■…食品を長持ちさせる手段として、タイではどのようなアプローチが主流ですか。続きは本紙で

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The post タイ商工会議所副会長、食品加工業、BCGが指針に first appeared on 化学工業日報.