スバルのインプレッサ・XV、デリカD:5が一部改良を果たした。また先日フルモデルチェンジを迎えたダイハツアトレーに合わせて、OEMモデルであるピクシスバンも新型へ。
ほかピクシストラック、ポルシェ ケイマン&タイカン、ボルボV60…などなど、国産車&輸入車のモデルチェンジ・ニューモデル情報をお届け!
※本稿は2022年1月のものです
文/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年2月10日号
■国産車編
■スバル インプレッサ/XV(一部改良・12月16日発売)
スバルは12月16日、インプレッサとそのSUVであるXVに対し、一部改良を施し、同日より発売した。
今回の改良では、両車ともにファブリックシートにフロントシートヒーターを初採用し、実装している。そのほか、新たなボディ色が追加されている。
また、今回の改良と同じタイミングで両車に特別仕様車も新設定された。インプレッサは昨年生誕30周年を迎え、それを記念したモデル「アセントブラック」が追加されている。
ベース車には1.6i-Sアイサイトが選ばれており、そこに専用デザインホイールやエクステリアにブラックを特別に採用。STIスポーツのような引き締まった印象を与える一台となっている。
一方のXVは生誕10周年記念モデルとして「アドバンス・スタイル・エディション」を新設定。フロントおよびリア回り、ホイールに通常では選べない特別色で塗装したパーツを装着。
インテリアにもイエローのステッチを取り入れ、よりカジュアルなイメージを与える一台としている。
●価格:200万2000円〜
■三菱 デリカD:5(一部改良・12月23日発売)
三菱は12月23日、デリカD:5の一部改良を施し同日に発売した。
今回の改良では、新たに「ホワイトダイヤモンド」と「ブラックダイヤモンド」をボディ新色として追加。独自の高輝度塗装技術により、よりデリカの魅力を引き立たせる色としている。
そのほかにもメタリック系の色では「グラファイト・グレーメタリック」なども追加されている。
また、今まで特別仕様車として販売されていた「ジャスパー」も継続販売されることが決まった。ジャスパーは通常グレードの「G」をベースとした、よりアウトドア向けの装備を整えた一台。
シート生地には撥水機能付き人工皮革「グランリュクス」を採用し実用性が高められている。価格については変更されず発売される。
●価格:391万3800円〜
■トヨタ ピクシスバン(フルモデルチェンジ・12月20日発売)
トヨタは12月20日、商用バンであるピクシスバンをフルモデルチェンジし発売した。
これはOEM元であるダイハツ・アトレーが新型に変わったのに合わせたもので、基本的な変更点はアトレーに準ずる。
AT車のFR用CVT採用、最新のスマートアシストやパワースライドドアなど、多彩な装備を備えた一台となっている。価格は104万5000〜160万6000円。
●価格:104万5000円〜
■トヨタ ピクシストラック(一部改良・12月20日発売)
トヨタは12月20日、ピクシストラックの一部改良を施し同日より発売した。
改良点はOEM元のハイゼットトラックと同じ内容である。
●価格:90万2000円〜
■輸入車編
■ポルシェ 718ケイマンGT4 RS(追加グレード・11月17日発売)
ポルシェは11月17日、718ケイマンにGT4RSのグレードを追加し発売した。
718ケイマンGT4より性能に磨きがかかったモデルであり、500psを発生する水平対向6気筒エンジンを搭載したほか、車重はGT4よりも35kg軽量化された。リアウィングも911GT3と同様のスワンネックタイプを採用している。
価格は1843万円となる。
●価格:1843万円
■ポルシェ タイカンGTS(追加グレード・11月17日発売)
ポルシェは11月17日、BEVのタイカンにGTSを追加し発売した。
グレードの立ち位置は4Sとターボの間とされているGTS。今回のモデルでは航続距離がWLTCで500kmを超えたと発表。さらにEVの俊敏性を活かし、最大で598ps近いパワーを引き出すことができる。
インテリアにも気が配られており、ブラックアルマイト仕上げの内装など、高級感と質感を持った車内としている。
価格は4Sと比べ345万円高い、1807万円とされている。
●価格:1807万円
■ベントレーコンチネンタルGTマリナー ブラックライン(追加グレード・12月9日発表)
ベントレーは12月9日、外装オプションとして人気のブラックラインをGTの2車種に新設定した。エンジンは2種類から選択可能だという。
●価格:非公開
■ボルボ V60 モメンタム(一部改良・12月16日発売)
ボルボは12月16日、V60のなかでもB4パワートレーンを搭載するモデルに一部改良を施し発売した。
今回の改良でエントリーモデルのモメンタムB4に新開発の7速DCTが搭載された。DCTには湿式デュアル・クラッチ、電子制御のアクチュエータが採用されており、エネルギー効率が高められている。
この新型トランスミッション採用によって、WLTCモードでの燃費が13.7km/Lから15.4km/Lへと向上した。そのため、エコカー減税の25%軽減と環境性能割税率2%が当モデルに適用されることとなった。
新型トランスミッション搭載モデルの車両価格は499万円に設定。価格の変更はされず販売される。
●価格:499万円〜
■アウディ A8(マイナーチェンジ・11月2日発表)
アウディは11月2日、最上級セダンのA8にマイナーチェンジを施し、ドイツ本国で発表した。
なお当モデルの日本への導入は未定である。
●価格:未定(ドイツ本国発表)
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