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<p>【巨人】中田翔、10発「まだまだ全然いくでしょ」…屋外フリー解禁初日に20キロ増パワー全開</p><p>中田翔、10発「まだまだ全然いくでしょ」…屋外フリー解禁初日に20キロ増パワー全開 #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ</p><p>巨人の中田翔内野手(32)が6日、屋外フリー解禁初日にいきなりサク越えショーを披露した。宮崎キャンプ第2クール2日目。今キャンプ初のランチ特打を行い、最高気温9度という寒さの影響もあり「まだまだ」と</p><p>振り返ったが、73スイングで推定130メートル弾を含む10本のサク越え。オフ期間で20キロ増量したパワーを見せつけた。 集中力を高めたラストスイング。中田のバットにはじかれた打球は、吹き荒れる風をものともせず左翼席中段で弾んだ。「最後ちょっとだけホームランを打ちたいなと。たまたま入ってくれたんでよかった」。今キャンプ初の屋外フリー打撃となるランチ特打を推定130メートル弾で締めくくった。 最後の一発を含め、73スイングで10本のサク越えを披露。腰痛の影響で昨季終盤は体重92キロだったが、オフ期間のトレーニングなどで20キロ増量の112キロでキャンプイン。さっそくその効果を見せつけたかのように思われたが、中田は「まだまだだと思います。(打球)飛んでる? まだまだ全然いくでしょ」。それでも、ネット裏で見守った原監督は「かなり強い、懸けるものは見えますね。気分良く野球をやっている日々だと思いますね」とうなずいた。 この日は最高気温9度、練習中の風速は常時7、8メートルを計測しており「とにかく寒いので(バットの)先っぽで打って詰まらないように心がけた。それをやっちゃうと指が終わっちゃう」と、ミート中心の打撃を意識。理想とする上からボールをたたき、スピンをかけて飛距離を出す打球はまだ少なかったが、ライナー性の打球にも力強さがあり「打っている感覚は、やっぱり去年と全然違う」と手応えも口にした。 日本ハムに在籍していた昨季は春季キャンプ2日目に、ものもらいのような症状を発症して右目が真っ赤に充血。回復のために数日間は朝昼晩の目薬が欠かせない事態に見舞われた。さらに終盤は体の張りもありキャンプ終了時には「今年はゴミです」と嘆いていた。 昨年日本ハムで暴行問題を起こし、8月に無償トレードで巨人に移籍。今年は初めての宮崎キャンプだが、一転して調整は順調だ。フリー打撃後には自主トレを共にした秋広と「打撃が適当になることなくしっかりやっていこう」と言葉を交わした背番号10。打点王を3度獲得した打棒復活へ着実に歩を進めている。(後藤 亮太)</p>