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 4月6日、MotoGPに参戦しているレプソル・ホンダ・チームは、第2戦インドネシアGPの転倒で脳震盪と複視を患い、第3戦アルゼンチンGPを欠場していたマルク・マルケスが第4戦アメリカズGPに復帰すると発表した。

 3月20日、第2戦インドネシアGPのウォームアップ走行でマルケスはハイサイド転倒を喫した。激しい転倒だったため、脳震盪を起こしてレースを欠場。身体に大きな怪我はなかったが、複視が再発し、4月2~3日の第3戦アルゼンチンGPを欠場していた。

 4月5日には、医師団の許可が下り、カタルーニャのアルカラス・サーキットで、市販車のホンダCBR600RRで走行。症状が良くなっていることから、医師団の許可を得て、4月8~10日にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催される第4戦アメリカズGPに参戦することとなった。

 マルケスはサーキット・オブ・ジ・アメリカズでは、MotoGPクラスにデビューした2013年から6年連続のポール・トゥ・ウインを達成しており、昨年は右腕が完治していないなか3番グリッドから優勝を挙げて絶対的な強さを見せている。

マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)/2022MotoGP第2戦インドネシアGP
マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)/2022MotoGP第2戦インドネシアGP

■マルク・マルケス
「もちろん、戻れることがとても嬉しいし、特にお気に入りのサーキットに戻れることは最高の気分だよ。どんな状況でも、テキサスで走れることは本当に楽しいし、素晴らしい思い出がある」

「2戦のレースとアルゼンチンの週末を欠場したから、現時点でひとつの目標を設定しなていない。やるべきこと、考えることがたくさんあるけど、最も重要なことは、今週末にバイクに戻ることだ」