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朝の7時すぎ。 ホームヘルパーの山田さゆりさん(68)が、英二さん(仮名)宅の玄関を開ける。英二さんは小さい時に低酸素脳症になり、現在はベッド上の生活。山田さんが初めて介護に入った時は、まだ少年だった。あれから16年以上になる。 朝の介護は、おむつ交換と食事の介助から始まる。 「おはよう…