自分の思いを誰かに届けたくても、言葉で伝えるのはけっこう難しい。そんな言葉の持つ弱さと強さについて、英文学者が思索した31編の文章を収める。高校での「論理国語」導入をめぐる議論に触れ、とかく見落とされがちな雑音まみれの言葉の豊かさを説く。一方で、英語と日本語表現の「空間感覚」の微妙…
自分の思いを誰かに届けたくても、言葉で伝えるのはけっこう難しい。そんな言葉の持つ弱さと強さについて、英文学者が思索した31編の文章を収める。高校での「論理国語」導入をめぐる議論に触れ、とかく見落とされがちな雑音まみれの言葉の豊かさを説く。一方で、英語と日本語表現の「空間感覚」の微妙…