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<p>トランプ氏は間違っている、副大統領は選挙結果を覆せない=ペンス前米副大統領 – BBCニュース</p><p>BBCニュース- トランプ氏は間違っている、副大統領は選挙結果を覆せない=ペンス前米副大統領</p><p>マイク・ペンス前米副大統領は4日、副大統領として自分が2020年大統領選の結果を覆すことができたはずだとしたドナルド・トランプ前大統領の最近の発言は過ちだと述べた。</p><p>米共和党のマイク・ペンス前米副大統領は4日、副大統領として自分が2020年大統領選の結果を覆すことができたはずだとしたドナルド・トランプ前大統領の最近の発言は間違いだと述べた。ペンス氏がトランプ氏を直接批判するのは異例。この日には野党・共和党が、昨年1月のトランプ支持者らによる議会襲撃に対する議会調査委員会に参加する共和党議員2人を非難する決議を可決した。 「これほどアメリカらしくない発想は」 トランプ氏は1月末、2020年大統領選の結果を覆す権利が当時のペンス副大統領にはあり、その気があればできたはずだとコメント。その数日後には、議会が調査するべきは2021年1月6日の議会襲撃の参加者ではなく、ペンス氏だともコメントした。 これを受けてペンス副大統領は、米保守派法曹関係者の団体、フェデラリスト・ソサエティの会合を前に「トランプ氏は間違っている」と反論。 「選挙結果を覆す権利など私にはなかった。大統領職はアメリカ国民のもので、アメリカ国民だけのものだ」とペンス氏は述べ、「正直言って、1人の人間がアメリカの大統領を選べるなどという考えほど、アメリカらしくない発想はほとんどない。憲法のもと、選挙結果を変更する権利など私にはなかった」と強調した。 さらに、「2024年に私たちが勝った後、カマラ・ハリス(現副大統領)にその選挙結果を覆す権利はない」のだと述べた。 動画説明, 米大統領選では11月の投票結果を、翌年1月6日に連邦議会の上下両院合同会議が認定する。上院議長でもある副大統領が、この認定手続きを采配し、結果認定を宣言する決まりになっている。 2021年1月6日には、ジョー・バイデン氏の当選を認定したこの手続きを妨害しようと、トランプ氏の支持者が大挙して議事堂を襲撃。現場で4人が死亡し、意識を失った警官が翌日に死亡した。 トランプ氏は今年1月末、自分が2024年大統領選で再選されれば、議会襲撃に加担し有罪になっている人たちを恩赦するとも発言している。</p>