4月9〜10日に静岡県の富士スピードウェイで開催される第1ラウンドを前に、2022年の全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に参戦するHELM MOTORSPORTSが体制を発表した。62号車は平木湧也、63号車を平木玲次がドライブ。チャレンジャーとして優勝、チャンピオンを目指す。
平木湧也、玲次の兄弟が地元茨城を拠点とし、スーパー耐久、FIA-F4から挑戦を開始したHELM MOTORSPORTS。多くの支援を受けチームは3シーズンめを迎えることになるが、すでにオートスポーツwebでも報じていたとおり、2022年は全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権にも挑戦することになった。
参戦体制は、カーナンバー62が兄の湧也、63が弟の玲次。エンジンは東名TB14F3 2020を使用する。今季はドライバー、チームともに初参戦だが、“チャレンジャー”として優勝、そしてシリーズタイトルを目指していく。
「F4からステップアップするため、シートを模索していましたが叶いませんでした。そして2020年のチーム設立からSFL参戦を目標に活動し、たくさんの方々に僕たちの『その思い』を応援していただけることとなり実現することができました。本当にありがとうございます」と湧也は感謝を語った。
「5年ぶりのシングルシーターですが、たくさんの方々に支えていただき参戦できることを感謝し、ドライバー人生の中で最初で最後のチャレンジとして全力で取り組んでいきたいと思います」
また玲次は「このたび、たくさんの方々のおかげでスーパーフォーミュラ・ライツに参戦できることになりました。チーム、ドライバーにとっても大きな挑戦となりますが、このカテゴリーで最高の結果を出せるようチーム一丸となって戦います」と語った。
「公式テストではいい感触を得ることができているので、兄弟ともに開幕戦からいい結果を残せるよう、全力でレースをしていきます。応援のほど宜しくお願い致します」
鈴鹿、富士で行われた公式合同テストでは、鈴鹿で玲次が良いセットアップを見つけ富士で好タイムを連発。初参戦チームとは思えぬ実力をみせている。メーカー育成プログラムのドライバーたちを相手に、どんな活躍をみせてくれるか楽しみなところだ。
HELM MOTORSPORTS
2022年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権参戦体制
カーナンバー62
ドライバー:平木湧也
チーム:HELM MOTORSPORTS
マシン:HELM MOTORSPORTS 320
エンジン:東名TB14F3 2020
カーナンバー63
ドライバー:平木玲次
チーム:HELM MOTORSPORTS
マシン:HELM MOTORSPORTS 320
エンジン:東名TB14F3 2020