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<p>【巨人】新助っ人補強第4弾 最後の底上げは育成選手の奮起に託された</p><p>新助っ人補強第4弾 最後の底上げは育成選手の奮起に託された #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ</p><p>巨人が新外国人投手として、前ジャイアンツのマット・シューメーカー投手(35)の獲得に動いていることが4日、分かった。14年にはエンゼルスで16勝をマークするなど、メジャー通算46勝の本格派右腕。交渉</p><p>は進められており、すでに条件は合意に達して、メディカルチェックを残すのみという情報もある。円熟味ある投球で先発ローテの一角としての期待がかかる。立派なあごひげがトレードマークの右腕がV奪回、そして悲願の日本一への“ラストピース”となりそうだ。 * * * 巨人がこのオフ4人目の外国人獲得へ動き出した。シューメーカーの獲得に成功すれば、このオフの最後の補強となるが、本当の“ラストピース”が埋まるのはこれからだ。 2日に原監督が2軍キャンプの練習を視察した際、開始直前の円陣で「残りは9枠ある。必ずチャンスはある」と訓示した。現状、支配下(上限70人)はまだ60人だが、すでにもう1人の補強を見込んだ状態でチームは動き出しているための発言であり、正確な残り切符の枚数を選手に伝えるためでもあった。 ここからは育成選手がどれだけ競えるか。堀田、谷岡、沼田、堀岡、勝俣ら育成選手ながら1軍キャンプスタートを切った選手が突き抜けるのか、横川、鍬原ら支配下から育成契約を結び直した選手が、悔しさをバネにはい上がるのか。このオフはFA補強を行わず、助っ人補強だけにとどめた。最後の底上げは、育成選手の奮起に託された。(巨人担当キャップ・西村 茂展) ◆マット・シューメーカー 1986年9月27日、米ミシガン州生まれ。35歳。08年のサマーリーグでエンゼルスのスカウトの目に留まりプロ入り。13年にメジャーデビュー。14年に16勝4敗とブレイクし、新人王投票で2位に入った。19年にブルージェイズ移籍。21年はツインズなどでプレー。188センチ、102キロ。右投右打。</p>