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近鉄との1989年の日本シリーズ。巨人の3連敗で迎えた絶体絶命の第4戦だったが、香田勲男の持ち球である「スローカーブ」が、振り回してくる近鉄打線に効果があると感じていた。 私は試合前のミーティングで「ポイントは緩い球。スローカーブを多く使うから思い切って腕を振って投げ込んでこい」と香田…