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セキュリティテスト自動化SaaSのAeyeScanを提供するエーアイセキュリティラボが3億円調達、開発体制拡大・営業体制を強化

セキュリティテスト自動化SaaS「AeyeScan」を提供するエーアイセキュリティラボは2月3日、第三者割当増資による3億円の調達を完了したと発表した。引受先は、リード投資家のグロービス・キャピタル・パートナーズ(GCP)、またSalesforce Ventures(米国セールスフォース・ドットコムCVC)、G-STARTUPファンド(グロービス)、既存投資家のANRI。

調達した資金により、開発体制拡大に向けた採用を強化し、プロダクトの継続的な機能追加と改善を推進する。また、既存顧客、パートナーとの連携強化・深耕を図るべく営業体制を強化する。さらに、新たなセキュリティモデルを模索するSaaS企業や、自社開発プロダクトを有する企業へのマーケティング活用・営業を展開し、開発・運用とセキュリティがシームレスに連携するDevSecOps実現に向けた取り組みを開始する。

AeyeScanは、いつでも誰でも高品質な脆弱性診断を可能にするSaaS型Webアプリ診断ツール。これまで専門家に依頼していたウェブサイト・ウェブサービスの安全性を確認する脆弱性診断を自社で実施する「診断の内製化」や、アプリケーション開発時における「セキュリティテストの自動化」「DevSecOpsの実現」をサポートするものという。

ウェブサイトやSaaSへの脆弱性診断の実施は、運用負荷・コストなど課題が山積しており、昨今話題となっているLog4jの脆弱性は、脆弱性対応への課題を改めて浮き彫りした。AeyeScanでは、最新の自動化技術を駆使し、人手に依存せず高度な脆弱性診断を実現し、これら課題の解決を支援する。セキュリティテスト自動化SaaSのAeyeScanを提供するエーアイセキュリティラボが3億円調達、開発体制拡大・営業体制を強化

エーアイセキュリティラボは、「セキュリティエンジニア不足を我々の有する技術力で解決する」を理念に2019年4月に創業したスタートアップ。サイバーセキュリティ技術のプロフェッショナル集団、特にウェブアプリケーションセキュリティに深い知識と経験を有するメンバーが在籍しており、クラウドを活用したセキュリティサービスの開発提供および各種コンサルティングを提供している。