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ニッケルの国際価格が10年半ぶり高値圏で推移している。電気自動車(EV)用の電池向けに使う純度の高いニッケルの需給逼迫感が強まっていることが背景だ。主にステンレス向けの低純度品はインドネシアなどで増産が進むが、高純度品の供給は限られる。ロシアを巡る地政学リスクの高まりも供給不安につな…