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加藤孝男『青き時雨のなかを』 「絶句形式という4行詩」に挑戦をした第3歌集。1首を分かち書きすることによって、リズムがうまれて言葉のイメージが際立つ。幅広い題材がいかされ、歌に広がりある。<水照りする何の沼かも/動かざる/青鷺(あおさぎ)ありて/夏日のそそぐ>(書肆侃侃房・2200円) …