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フジテレビ系の情報番組「めざましテレビ」が3日朝、2000年代に流行した「Y2Kファッション」にZ世代がハマっているという企画をオンエアした際、「平成レトロ」と表現したことが朝からツイッターで話題になっている。平成が幕を閉じてから今年4月で3年に過ぎないという中で、早くも「レトロ」扱いしたことへの違和感がツッコミの材料となった。

1989年、「平成」の元号を発表する小渕官房長官(当時、画像は人事院サイト)

「Y2K」は「Year 2000」の略で、文字通り2000年代に流行した厚底シューズやへそ出しルックなどが代表的なファッションだ。昨年後半からZ世代の間で注目されるようになり、日経トレンドのZ総研が年末に発表した「2022年のネクストトレンド予想」でも「Y2Kファッション」がエントリーした。

この予想も含め、めざましテレビが「冬でも肌見せがトレンド   Z世代ハマるY2Kとは」と題した企画を流した際、「Y2Kが平成レトロ」と表現したことでネット上に波紋が拡大。

平成がもうレトロとは…

平成レトロなら昭和は何なの?化石?

平成レトロなどと抜かしておるが、Z世代全員平成生まれやろがい!!!!!!

などと、ツッコミが殺到し、ツイッターでは瞬く間にトレンドワード入り。

一般的に30年以上が経過した「昭和」に対して「昭和レトロ」と呼称されることはあるが、平成の次の令和はまだ4年目を迎えたばかり。さすがに番組出演者にも違和感があったようで、キャスターの三宅正治アナウンサーが「平成がレトロってことは、Hey! Say! JUMPももはやレトロってこと?」」と、ゲストのアイドルグループHey!Say!JUMPメンバー、伊野尾慧さんに突っ込むと、伊野尾さんは「ちょっと待って下さい。Hey! Say! JUMPはまだまだ新しいですよ!」と苦笑気味に反論する一幕もあった。

トレンドにめざとい企業アカウントの中の人たちもビビッドに反応。ユニークな投稿で以前紹介した「アイラップ」の公式アカウントは「#アイラップ は、昭和 → 平成 → そして令和へ…時代を超えるポリ袋です」とちゃっかり便乗していた。

平成の元号は、1989年1月8日から2019年4月30日まで使われた。