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日本では古代より、衆に秀でた人物は死後に信仰の対象となってきた。平安期以降は武士が神格化された例も多い。全国の神社の武士祭神を統計化し、国家守護から現世利益まで、その多様な性格を読み解いたユニークな歴史書だ。祭神数トップは徳川家康で623件。加藤清正の153件がそれに次ぐ。だが彼らのよ…