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東京証券取引所で2020年10月に起きた大規模システム障害後の対策が最終段階に入る。24年度後半に予定する基幹売買システムの更新は、富士通への委託を決めて開発に着手した。投資額は250億?300億円程度。障害の影響を把握しやすくする改善を加え、再起動までかかる時間も3時間から1時間半に短縮する。…