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作家の奥田英朗氏(62)は高度成長期への関心を抱きつづけている。2008年刊の「オリンピックの身代金」で東京五輪が開かれた1964年の光と影を浮かび上がらせ、「罪の轍(わだち)」(19年刊)はその前年の「吉展ちゃん誘拐事件」に想を得た。「昭和」をライフワークにしたいという奥田氏に思いを聞いた…