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昨年12月、大村湾は冬の味覚ナマコ漁のシーズンを迎えていた。解禁日、朝から次々に漁船が帰港。大村市漁協では漁業者たちが水揚げ作業を進めていた。 同漁協の松尾貢組合長はナマコの計量を終え、ため息交じりにつぶやいた。「初日で2時間漁に出て、これくらいか」 年末には縁起物として高値で取引さ…