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 シャープは、目標湿度に調節・維持できる調湿材「TEKIjuN(適潤)」の本格的な市場開拓に乗り出す。吸放湿できる水分量が大きいビーズ製品を4月以降に投入し、理化学用途や食品・医薬品・工芸品の保管などに順次展開していく。また、吸放湿速度に優れるシート製品を秋から冬にかけて投入し、スマートメーターを含む配電盤や物流・倉庫、建材などの用途に訴求する。湿度による変形や反りを回避する目的で、樹脂製の光学部品やフィルムといった電子材料関連用途も想定。加えて、家電などシャープの既存事業とのシナジー創出を検討する。新規事業の一つとして育成する考え。

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