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今週の新刊 ◆『ボタニカ』朝井まかて・著(祥伝社/税込み1980円) 朝井まかて『ボタニカ』は、日本植物学の父・牧野富太郎の生涯を丁寧に追った長編小説。牧野は幕末の土佐に生まれ、森の中の木々や草花と語らう少年だった。幼くして父母を失い、以後祖母の庇護(ひご)のもと植物研究に没頭する。 …