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<p>日産、バブル時代の惚れの名車『シーマ』も生産終了へ[新聞ウォッチ] | レスポンス(Response.jp)</p><p>日産、バブル時代の惚れの名車『シーマ』も生産終了へ[新聞ウォッチ] #日産 #シーマ #新聞ウォッチ</p><p>昭和生まれのシニア世代にはなじみ深かった憧れの名車がまたまた消えてゆく。日産自動車が、高級セダンの『シーマ』などの生産を今夏にも終了する方針を決めたという。</p><p>きょうの各紙も読売が「さらばシーマ、日産、夏にも生産終了、SUV人気セダン離れ」というタイトルで経済面のトップ記事で報じているほか、朝日も「バブル期の名車騒音規制・セダン低迷で」、日経が「EV戦略、セダンそぐわず」など取り上げている。 それによると、日産はシーマのほか、『スカイライン』のハイブリッド車(HV)や『フーガ』のガソリン車の生産も終えるそうだ。 日産では新たな騒音規制が生産中の現行の車種まで適用されるため、規制に沿わないエンジンを搭載した車種の生産を終了させて、電気自動車(EV)やHVなど電動車への開発と生産に経営資源を集中させるという。 初代シーマは高級品が飛ぶように売れたバブル景気の1988年に発売。「シーマ現象」と呼ばれるなどの爆発的なヒットとなった。しかし、好事魔多しで、長い間の経営権をめぐる権力闘争の傷も癒されないまま、当時の経営陣がシーマ現象などにあぐらをかいたせいで、バブル崩壊とともに業績は再び下降線となって迷走を続けた。一世を風靡した「シーマ」という高級車ブランドも、時移り、世の中が変わると、その栄華も「ただ春の夜の夢」ように消えてゆくものなのだと、痛いくらいに分かる。</p>