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2020年6月、交際相手に会うため鹿児島県に旅行に出たまま、当時3歳の長女を東京都大田区の自宅に1週間余り放置して衰弱死させたとして、保護責任者遺棄致死などの罪に問われた母親の梯(かけはし)沙希被告(26)の裁判員裁判が1日、東京地裁であった。検察側は「自己の欲求を優先させた身勝手な犯行」…