今回は「ミドルウェア」についてです。
初めに
IT用語をまとめたサイトは数多くあります。
あるのですが、詳しく説明しようとしているのか情報過多になって、結局何が言いたいのかわからないサイトが非常に多いです。
また、編集者が知ってて当たり前と認識している内容の説明はスルーしていることも多々あります。
私は一応電気電子が専攻なので、IT用語は基礎中の基礎から知りたいのです。
その為、こうして自分で調べて自分なりに自分の言葉でまとめておこうと思ったわけです。
本記事は、タイトル通り”ふんわりとイメージする”、つまり入門向きの内容となっています。
難しい言い回しがあるなら例を挙げるなりして噛み砕いて記載します。
そこまでしないと自分で理解したと言えませんし。
また、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので、言葉遣いもゆるゆるにしています。
詳細なガチガチとした解説をお求めの人は他のサイトを見よう!
『せっかくだから俺はこの緑のブログを選ぶぜ!』という方はこのまま読み進めてくださいな。
ミドルウェアとは?
ミドルウェアとは、OSとアプリケーションの中間に位置するソフトウェアのことです。
英語の綴りは[middleware]です。
コンピュータを動かす為のソフトウェアはOSかアプリケーションに二分されます。
簡単にまとめると、OSがコンピュータの根幹を担うソフトウェアで、OS以外の応用的なソフトウェアがアプリケーションです。
この二つの中間管理職みたいなソフトウェアがミドルウェアです。
『それだとソフトウェアはOS・ミドルウェア・アプリケーションの三分なのでは?』と疑問に思ったのですが、何故かいくら調べてもOSとアプリケーションの二分という説明しか出てきません。
不思議ですねぇ…。
イメージしやすくする為にちょっとした例を挙げていきますね。
今、勉強用に基本編と応用編の教材が手元にあるとします。
基本編を読み終えたので応用編の教材を読み始めてみたところ、応用編が専門的過ぎて所々意味が分からなかったとします。
このままだと応用編の知識も使えるには使えますけど、すべてを引き出せるわけではなく、非効率的でもったいないです。
そこで、ちょうど中間に当たるレベル・難易度の教材(中級編?)を使って勉強してみます。
そうすれば応用編に対する理解が深まりますよね?
基本編の知識をベースとして中級編の知識を得ることで、応用編をより高度に理解できるということです。
ここで言う基本編の教材がOS、応用編の教材がアプリケーション、中間編の教材がミドルウェアということです。
つまり、OSとアプリケーションで成り立ちはするものの、中間にあったら便利に感じるという微妙な立ち位置のソフトウェアがミドルウェアなのです。
イメージとしては、仲介役・サポート要員ってところですかね?
また、OSほど汎用的ではなくアプリケーションほど専門的でもないという立ち位置にあるソフトウェア自体を指してミドルウェアとも言います。
OSには組み込まれていないけど、アプリケーションの補助をするのではなく単品で存在するソフトウェアです。
例えば、Webサーバはミドルウェアです。
Webサーバは、Webブラウザ(Internet ExplorerやGoogle Chromeなど)からのリクエストに応じてWebページを提供します。
Webブラウザからリクエストを貰うのはWebサイトを運営しているコンピュータだけなので、OSとして組み込むほど一般的では無いですし、アプリケーションとしてその都度インストールするような機能とも言えない微妙な立ち位置ですよね。
だからミドルウェアです。
まとめ
ミドルウェアとは、OSとアプリケーションの中間に位置するソフトウェアのことです。
以上、「ミドルウェア」についてでした。