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太平洋戦争の戦禍を逃れ、七代尾上梅幸(当時菊之助)一家は東京から箱根の堂ケ島温泉の旅館、対星館に移り住んだ。梅幸の父、六代尾上菊五郎の支配人、牧野五郎三郎の紹介によると梅幸の自伝「梅と菊」(日本経済新聞社)にある。 梅幸夫婦と長女・清江、長男・秀幸(菊五郎)と六代夫人の家寿子の5人…