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トヨタは、GRヤリス用のオートマチックトランスミッションを開発している。これまでGRヤリスはマニュアルの6速ギアボックスを搭載していた。しかし、すぐにこの小さなスポーツカーは自動運転ができるようになる。すべての情報!

「トヨタのGRヤリス」のオートマチックトランスミッション?日本のウェブサイト「Car Watch」によれば、トヨタは現在オートマチックなギアボックスの開発を進めているとのことで、近いうちに発表されるとのことだ。これまで、261馬力の小型車は、6速マニュアル変速機によるマニュアル走行が主流だった。しかし、クラシックなマニュアルギアボックスのファンも慌てる必要はない。トヨタは、マニュアル変速機をオートマチック変速機に置き換えるつもりはなく、むしろオートマチックはポートフォリオを補完する役割を担うことになるのだ。

すでに初公開

自動変速の「トヨタGRヤリス」はすでに公道で走行している。ヤリス用ATは2022年3月に開催された「トヨタ ガズー ラリーレーシングチャレンジ」にてお披露目された。フロントには、冷却風の追加を目的とした調整が見られる。オートマチックトランスミッションの設計も、ここから推測することができる。燃費を節約するためではなく、小さなクルマがより高いパフォーマンスを発揮できるようにするためのものだ。

これまでGRヤリスは、マニュアルトランスミッションのみの設定だった。オートマチックは、主にドライビングプレジャーを向上させることを目的としている。

現時点でシリーズ生産計画に関する情報はない

ギアボックスは、おそらく古典的なトルコン式オートマチックだろう。マニュアルモードとステアリングホイール上のギアシフトパドルにより、好みに応じてギアを選択できるため、スポーティな印象だ。しかし、今のところ、このトランスミッションが実際に量産されるのか、そして何よりもヨーロッパに投入されるのかどうかは不明である。

Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: Toyota