4月7日、ホンダは新型『CIVIC(シビック)』のハイパフォーマンスモデルにあたる『シビック・タイプR』が、F1日本グランプリの開催コースである鈴鹿サーキット国際レーシングコースにおいて2分23秒120を記録し、このラップタイムによってFFモデルのレコードを更新したと発表した。
新型シビック・タイプRは昨年6月に登場がアナウンスされた後、年明けの東京オートサロン2022でプロトタイプが一般初公開され、今年2月には鈴鹿サーキットで行われたホンダレーシングサンクスデー2021-2022内で、2台のプロトタイプのデモ走行が披露された。
ホンダは2022年夏のデビューが予定されている、この新型“タイプR”モデルの最終的な性能評価のためのテストを3月15日、鈴鹿サーキットで実施。量産前段階における最終開発車両を走らせた。
このテストで、新型シビック・タイプRの開発ドライバーを務める伊沢拓也によってドライブされた最終仕様のプロトタイプ車両は、鈴鹿サーキットにおけるFF(フロントエンジン・フロントドライブ)モデル最速ラップタイムとなる2分23秒120をマーク。
これは先代のシビック・タイプR リミテッド・エディションによって記録されたタイムを0.813秒上回るものとなっており、“ホンダ・スピリットの象徴”であるタイプRの最新モデルのサーキット性能がさらに向上していることを示す結果と言えるだろう。
■【シビック TYPE R】新型CIVIC TYPE R 鈴鹿アタック動画 Vol.2 記録動画「Beyond Yourself」