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<p>阪神・藤原オーナー 低迷虎に猛ゲキ 矢野監督よ今こそ攻めろ「アグレッシブに」/デイリースポーツ online</p><p>【ブレないデイリー】今日の一面 阪神・藤原オーナー 低迷虎に猛ゲキ 矢野監督よ今こそ攻めろ「アグレッシブに」 記事はコチラ→#タイガース #阪神 #ブレないデイリー</p><p>阪神の藤原崇起オーナー(70=阪神電鉄会長)が4日、大阪市内の阪神電鉄本社で取材に応じ、かつてない暗闇に迷い込んでいる矢野阪神に猛ゲキを飛ばした。チームは開幕から9戦9敗。今季限りで退任が決まっている矢野燿大監督(53)に今後もチームを託すことを明言するとともに、5日のDeNA戦で甲子園開幕を迎えるチームへ「辛抱の時こそアグレッシブに」と説いた。 久々に報道陣の前に姿を現した藤原オーナーはその柔和な表情とは裏腹に、熱い言葉を低迷するチームに投げかけた。</p><p>阪神の藤原崇起オーナー(70=阪神電鉄会長)が4日、大阪市内の阪神電鉄本社で取材に応じ、かつてない暗闇に迷い込んでいる矢野阪神に猛ゲキを飛ばした。チームは開幕から9戦9敗。今季限りで退任が決まっている矢野燿大監督(53)に今後もチームを託すことを明言するとともに、5日のDeNA戦で甲子園開幕を迎えるチームへ「辛抱の時こそアグレッシブに」と説いた。 久々に報道陣の前に姿を現した藤原オーナーはその柔和な表情とは裏腹に、熱い言葉を低迷するチームに投げかけた。 オーナーは1月に激しい腰痛を発症。キャンプ視察を断念し、今も痛み止めを服用しながらつえに頼っていることが多い現状だ。「いつになったら解放されるんだろうと考えながら、それでもやっぱり立ち上がるため一生懸命考えて工夫をする。これがやっぱり明るい出口を見つける上で大切」。矢野阪神は、まさかの開幕9連敗スタートと、かつてない苦境に直面している。自身の状況をチームに重ねながら、今やるべきことを説いた。 これまでも「若いチーム」と言い続けてきた。だからこそ逆境からの反発力にも期待する。「若いんだから今から成長していこうと。まだシーズンは始まったばっかり。組織っていうのは、必ずいい時ばかりじゃない。その時に、どう工夫するか、どういう考え方を持つか。そういうことから未来を必ず見つけてくれると思っています」と期待する。 今季限りでの退任を発表している矢野監督にも、引き続き信頼を寄せる。「シーズン最後まで託すのか」の問いに「それは当然の話です」と即答。「アグレッシブにやれと、チームとして協力してやっていこうと。そういう号令でここまでやってきた積み重ねの上に、若いチームですからまだまだ成長余地がある。勝利を勝ち取ってくれると私は信じています」とうなずいた。 新たな戦力補強にも「当然のことながら必要とあれば、バックアップしていくという態勢は変わりありません」と力強い。「甲子園に戻ってファンのみなさんの熱い応援を目の当たりにして、より一層頑張ってくれるんじゃないかと期待しております」。矢野監督は「逆境こそ成長のチャンス」と言い続けてきた。オーナーのゲキに応え、今こそそれを体現する時だ。 ◆開幕からの連敗 阪神は前カードまでセ・リーグワーストの開幕9連敗。プロ野球最長は開幕12連敗で55年・トンボ(消滅)と79年・西武(2分けを挟む)の2例。</p>