GクラスがAMGバースデーを記念した特別モデル。現在、メルセデスGクラスは注文を受け付けていないが、ドイツ市場向けの特別モデルが用意される予定。これまでに判明していることとは!
メルセデスは、「メルセデスGクラス」の新しい特別モデルを計画しているようだ。「AMGエディション55」は、アファルターバッハのファクトリー チューニング フォルジの誕生55周年を記念したオフローダーで、外観もそれに合わせたものとなっている。この特別モデルは、早ければ2022年3月から受注できる可能性がある。不思議なことに、グラーツ(オーストリア)発のオフローダーは、公式にはチップ危機のため現在ドイツでは受注停止状態だが、メルセデスは、アメリカで4週間ほど前から新規の注文を受け付けているそうだ。
ブログ「MBpassion」の情報によれば、先日、北米で「G 550スペシャルモデル」の最初の公式写真が公開された後、ドイツの顧客も新しいスペシャルデリバティブを楽しみにしているようだ。
「AMGエディション55」は、585hpのG63をベースに「AMGナイトパッケージ」と「ナイトパッケージII」を装着し、22インチのクロススポーク鍛造ホイールを装着する可能性があり、さらに専用の室内用カーカバーとフューエルフィラーキャップも用意される。
ペイントスキームに関しては、恐らくオブシディアンブラックとオパリスホワイト2つの選択肢しかないだろう。インテリアでは、おそらく特別なレタリングがオフローダーに施され、シートカバーのオプションとして、ブラックとレッドのレザーが用意されると思われる。
通常のGクラスはまだ注文できない
Gクラスが再びドイツで自由に買えるようになると期待した人は、失望せざるを得ないだろう。メルセデスは現在、カルトモデルの受注を締め切っている。サプライヤーの納期ボトルネックと膨大な需要により、すでに納期は2024年まで延期されている。
Text: Andreas Huber
Photo: Mercedes Benz AG