化学・素材企業に属する製薬会社は2022年度、新たな局面を迎える。住友化学子会社の大日本住友製薬は住友ファーマに社名を変更、田辺三菱製薬は三菱ケミカルホールディングス(HD)のファーマ部門としてスタートを切る。両社は衣替えして海外展開のギアを上げる。旭化成ファーマは米国製薬グループ会社との総合力で米国を中心にグローバル化を加速する。帝人ファーマは昨年買収した糖尿病薬を起爆剤に、自社の医療機器や看護サービスなどとの融合を図る。原油をはじめ資源高騰など化学品・素材関連の先行きの不透明感が強いなか、外部環境に左右されにくい製薬ビジネスが各社の成長を牽引するか、底力が試される。続きは本紙で
The post 化学・素材系製薬が新局面、グループ成長戦略の要に first appeared on 化学工業日報.