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<p>新種の細菌 東京理科大キャンパスの池にいた 世界4例目の仲間発見 – ライブドアニュース</p><p>【偶然】新種の細菌、東京理科大キャンパスの池で発見 宿主の細胞外では生きていけない珍しい種類で、日本では初発見、世界でも4例目。TV番組の撮影のために野田キャンパス内でウイルスを探していた際、池から採取した泥を調べたところ偶然見つけたという。</p><p>千葉県野田市にある東京理科大学野田キャンパスの池の水から、新種のバクテリア(細菌)が見つかった。宿主の細胞外では生きていけない珍しい種類の仲間で、日本で見つかったのは初めて、世界でも4例目という。武</p><p>千葉県野田市にある東京理科大学野田キャンパスの池の水から、新種のバクテリア(細菌)が見つかった。 宿主の細胞外では生きていけない珍しい種類の仲間で、日本で見つかったのは初めて、世界でも4例目という。武村政春教授が専門誌に論文を発表した。 見つかった新種は「ディペンデンティアエ(Dependentiae)門」に属する細菌。形は楕円(だえん)状で、大きさは長いところで600ナノメートル(ナノは10億分の1)程度という。 武村さんはウイルスが専門で、昨年放送されたテレビ番組の撮影のため、野田キャンパス内でウイルスを探していた。その際、大学内にある池から採取した泥を調べたところ、偶然、微生物の仲間で細菌より大きなアメーバに感染する細菌を見つけた。 細菌を宿主のアメーバとともに培養し、電子顕微鏡で調べたり、DNAを解析したりした。すると、それまでに見つかっていた細菌と遺伝的に近い新種だとわかったという。</p>