北海製缶の創始者である堤清六と平塚常次郎に、カムチャツカ半島でのサケ缶の生産を勧めたのが元海軍軍人、郡司成忠(ぐんじしげただ)(1860~1924年)だった。 郡司は、1875年(明治8年)に日露両国間で樺太・千島交換条約が結ばれて、千島列島が日本領となった後、開拓団「報效(ほうこう)義会」を…
北海製缶の創始者である堤清六と平塚常次郎に、カムチャツカ半島でのサケ缶の生産を勧めたのが元海軍軍人、郡司成忠(ぐんじしげただ)(1860~1924年)だった。 郡司は、1875年(明治8年)に日露両国間で樺太・千島交換条約が結ばれて、千島列島が日本領となった後、開拓団「報效(ほうこう)義会」を…