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<p>「高級食パン」ブームに異変、消費マインドを分析 | 若者のための経済学</p><p>「高級食パン」のブームに異変。人々の消費行動に変化が起きているようです。</p><p>高級食パン専門店の閉店が相次いでいるという。デイリー新潮は1月24日、「ふわふわで甘い『高級食パン』ブームに翳り 半年と持たず閉店する店舗も」との記事を配信し、「最近は人気に翳りが見えてきたようだ」「高…</p><p>今回の「ブーム」に異変が生じているという報道について、結論を言えば予想どおりである。筆者が毎月作成している指数でも2021年の秋ごろから「高級食パン」市場の悪化シグナルが出ており、違和感はない。 筆者が機関投資家向けに配信しているレポートでは1月7日に「食品値上げが続く中、家計の『プチ贅沢』機運が維持されるかどうか注目される」と分析していた。今回の報道については「やはり……」という面がある。 たしかに、「高級食パン」の検索数は2021年以降急減しており、一時的なブームが去ったという面はありそうだが、筆者はそれだけではないと考えている。高級食パンブームはそれなりに長続きしたものの、消費者態度がこのところ変化したとみている。 →</p>