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<p>ウクライナ、ロシアに48時間以内の会合を要求 軍事行動の「透明性」確保目指し – BBCニュース</p><p>BBCニュース – ウクライナ、ロシアに48時間以内の会合を要求 軍事行動の「透明性」確保目指し</p><p>ウクライナ情勢をめぐり緊張が一段と高まる中、同国は13日、ロシアと欧州安保協力機構(OSCE)の他の加盟国に48時間以内の会合開催を呼びかけた。</p><p>現地からの報道によれば、キーウではパニックが広がる様子は見られていない。ただ、アメリカなどがロシアによる侵攻について警告を発していることが、一部で影響を及ぼしている。 週末には航空会社の一部が、ウクライナ行きの便を欠航した。ウクライナ政府は、数億ドル相当を投じて、航空機の安全と航路の確保に努めているとした。 ウクライナでは2014年7月、ロシアの支援を受けた反政府勢力が支配する東部で、マレーシア航空機が撃ち落とされて298人が死亡している。 一方、イギリスのベン・ウォレス国防相は13日付の英紙サンデー・タイムズで、現在のウクライナ情勢を第2次世界大戦直前のナチス・ドイツに対するイギリスの宥和政策になぞらえ、ウクライナ側から批判を浴びた。 ウォレス氏は、「(プーチン大統領が)戦車のスイッチを切れば、みんな家に帰れるかもしれないが、西側の一部にはかすかにミュンヘンのにおいがしている」と発言。ナチス・ドイツによるチェコスロヴァキア侵攻を容認したミュンヘン協定に言及した。当時のこの譲歩は、その後の戦争を防ぐことにつながらなかった。 この発言を受けてウクライナのプリスタイコ駐英大使はBBCのラジオ番組で、「協力国にいやな思いをさせるべきタイミングではないが、当時の行動は平和ではなく、その反対の戦争をもたらしたのだと、念押ししておく」とくぎを刺した。 ドイツ首相がプーチン氏と会談へ 各国の外交努力は続いている。ドイツのオラフ・ショルツ首相は、14日にウクライナのゼレンスキー大統領とキーウで会談を予定している。15日にはロシアのプーチン大統領とモスクワで会談する。 昨年12月に首相に就任したショルツ氏は、ロシアが侵攻すれば厳しい経済制裁を受けることになると警告している。これは、西側諸国やNATO加盟国と同調するものだ。</p>