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画・溝上幾久子 [PR] わたしは「光」という単語を丁寧にマジックペンで消して「下着」と書き、「救い」を消して「掃除用洗剤」と書きながら、神聖なものを冒涜(ぼうとく)しているような後ろめたさとかすかな解放感を感じた。 一人で荷物を詰めていると、時間は瞑想(めいそう)のように静かに過ぎて…