もっと詳しく

PCを使用しているとIT用語がこれでもかと登場しますよね。
その都度調べるけど、ある用語の説明に別の用語が使われていてよくわからなくて放置していたりしませんか?
ということで、本当に基礎的な用語からあまり聞かない用語まで気になった用語を順次調べて自分の言葉でまとめていこうと思います。

今回は「bash」についてです。

初めに

IT用語をまとめたサイトは数多くあります。
あるのですが、詳しく説明しようとしているのか情報過多になって、結局何が言いたいのかわからないサイトが非常に多いです
また、編集者が知ってて当たり前と認識している内容の説明はスルーしていることも多々あります。

私は一応電気電子が専攻なので、IT用語は基礎中の基礎から知りたいのです。
その為、こうして自分で調べて自分なりに自分の言葉でまとめておこうと思ったわけです。

本記事は、タイトル通り”ふんわりとイメージする”、つまり入門向きの内容となっています。
難しい言い回しがあるなら例を挙げるなりして噛み砕いて記載します。
そこまでしないと自分で理解したと言えませんし。

また、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので、言葉遣いもゆるゆるにしています。

詳細なガチガチとした解説をお求めの人は他のサイトを見よう!
『せっかくだから俺はこの緑のブログを選ぶぜ!』という方はこのまま読み進めてくださいな。

bashとは?

bashとは、UNIXOSで標準的に用いられるシェルの一つのことです。
[Bourne Again Shell]の略称で、ビーエーシェルと呼びます。
バッシュではないです。

UNIX
古いOS。
UNIXをベースとして新規に開発したOSのことをUNIX系OSと呼ぶ。

OS
PCやスマートフォンなどのコンピュータを操作する為の根幹を担うシステム・ソフトウェアのこと。

シェル
コンピュータの利用者が入力した内容を関係するソフトウェアに伝える橋渡し役を担っているソフトウェアのこと。

名称通り、Bourne Shellがagain(再び・改める)したシェルです。
sh(Bourneシェル)というシェルが元々あって、その後継として開発されたシェルがbashです。
shの上位互換がbashとでも思っておきましょう。

ちなみに、[born again]で[生まれ変わる]の意なので、そちらの意味で捉えた方が覚えやすいかもしれません。
『それだとBorn Again Shellでは?』と思うかもしれませんが、綴りは[Bourne Again Shell]で間違っていません。
shの開発者がStephen Bourne氏なのでBourneシェルと呼ばれていて、そこに[born again]をかけたのだろうと言われています。
洒落ていますね。

ついでに言うと、bash同様にshの上位互換のシェルとしてkshが存在します。
これらの違いは、ただ単に開発者が違うだけです。

まとめ

bashとは、UNIX系OSで標準的に用いられるシェルの一つのことです。
shの後継として開発されたshの上位互換のシェルです。

以上、「bash」についてでした。