今回は「HDD」についてです。
初めに
IT用語をまとめたサイトは数多くあります。
あるのですが、詳しく説明しようとしているのか情報過多になって、結局何が言いたいのかわからないサイトが非常に多いです。
また、編集者が知ってて当たり前と認識している内容の説明はスルーしていることも多々あります。
私は一応電気電子が専攻なので、IT用語は基礎中の基礎から知りたいのです。
その為、こうして自分で調べて自分なりに自分の言葉でまとめておこうと思ったわけです。
本記事は、タイトル通り”ふんわりとイメージする”、つまり入門向きの内容となっています。
難しい言い回しがあるなら例を挙げるなりして噛み砕いて記載します。
そこまでしないと自分で理解したと言えませんし。
また、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので、言葉遣いもゆるゆるにしています。
詳細なガチガチとした解説をお求めの人は他のサイトを見よう!
『せっかくだから俺はこの緑のブログを選ぶぜ!』という方はこのまま読み進めてくださいな。
HDDとは?
HDDは英語で[Hard Disk Drive]と書きます。
直訳すると[硬い円盤の記憶媒体]です。
いわゆるハードディスクがHDDです。
HDDとは、コンピュータのデータやプログラムを保存することができる記憶装置です。
OSやアプリケーションなんかもHDDに保存されています。
HDDは不揮発性のメモリで、電源を切っても中のデータが消えることはありません。
なので、写真・音楽・動画なんかはハードディスクに保存されています。
電源切った拍子にそれらの保存したデータが消えたら使い物にならないですからね。
内部構成は結構単純です。
原理は磁気を応用してるということ以外素人にはわかりませんけどね。
まず、データを記録する用のプラッタと呼ばれる磁性体の塗られた円盤ディスクが複数枚入っています。
プラッタはモータによって高速回転させられていて、そこに磁気ヘッドと呼ばれる部品を使って直接データを書き込んでいきます。
磁気を使ってるので直接触れるわけではないですよ?
やっていることはこれだけです。
よくHDDと比較対象にされる記憶媒体にSSDというものがあります。
特徴を比較すると以下のようになります。
HDD | SSD | |
---|---|---|
容量 | ◎ | △ |
省スペース | ✕ | ◎ |
コスト | ◎ | ✕ |
衝撃耐性 | ✕ | ◎ |
省電力 | ✕ | ◎ |
静音性 | ✕ | ◎ |
デザインの自由度 | ✕ | ◎ |
HDDは、プラッタが複数枚入っているだけあって、でかくて壊れやすいです。
高速回転してるプラッタに電磁ヘッドが接触したら目も当てられないですからね。
[硬い円盤]とは言ってますが、壊れにくいなんて言ってませんから。
後は、磁気ヘッドの移動時間やプラッタの回転待ち時間があるので、書き込みの速度はSSDと比較すると遅いです。
デザインに関しては、プラッタ(結構でかい)が入っているので全部四角くなるんですよ。
それに対して、SSDは容量とコストがイマイチです。
そこは今後の技術力向上に期待ですね。
それ以外は軒並みHDDより高水準です。
ただ、SSDは頻繁にデータを書き換える場合、その分大きく寿命が縮みます。
以前はPCといったらHDDが主流だったのですが、最近はSSDが搭載された製品も増えてきています。
特に、スマートフォン・タブレットPC・ノートPCなどの小型化を求められているコンピュータは、小型・省電力・低発熱量のSSDが好まれています。
まとめ
HDDとは、コンピュータのデータやプログラムを保存することができる記憶装置のことです。
以上、「HDD」についてでした。