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22歳の秋、大学四年生の自分に内定を出した企業は一つもなかった。泥みたいな就活の最後に回ってきたプロレス雑誌記者職の採用試験に最終面接で落とされ、もうどうでもいいと思ってフリーターになった。 将来への不安を抱えながら歌舞伎町のゲームセンターでバイトしてると、街の小さな本屋を経営して…