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<p>ワリエワ問題に坂本「私が言えることはない」 会見で質問相次ぐ | 毎日新聞</p><p>ワリエワ問題に坂本「私が言えることはない」 会見で質問相次ぐ</p><p>北京冬季オリンピックで15日に北京市の首都体育館であったフィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)で、ドーピング検査で陽性反応を示しながら異例の判断で出場を認められたロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ選手(15)を巡り、出場した選手は困惑した様子だった。ワリエワ選手は82</p><p>・16点で、首位スタートした。 SP3位の坂本花織選手(シスメックス)は「いろいろドーピング問題で騒ぎになっているのは知っているけど、本当のことは私は何も分からない。私が言えることは何もない」と述べるにとどまった。 演技後、SPの上位3選手を対象とした記者会見にワリエワ選手は出席しなかった。海外メディアからは、ワリエワ選手に関連する質問が相次いだ。 ドーピング検査で陽性反応を示した選手がそのまま大会に出場することについて、「公平性」が保たれるかどうかを問われた坂本選手は「今は競技をすることに必死。そういうことに関しては考えないようにしようとしている。一瞬、考えたりはしたが、それを考えるよりもまず自分がこの舞台でいかにベストを尽くせるかを最初に考えたい。集中するだけ」と話した。 同門・シェルバコワ「コメント控える」 ワリエワ選手と同じエテリ・トゥトベリゼ・コーチに師事し、SP2位につけた昨季の世界女王、アンナ・シェルバコワ選手(ROC)は「その件に関してはコメントを控えたい」。競技の公平性に関して問われても、自らの演技に関する答えに終始した。ワリエワ選手がメダルを獲得した場合、表彰式が行われないことについては「フリーが残っている。言及するのは、時期尚早」と語った。【倉沢仁志】</p>