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パンデミックの最中から、フランス人哲学者のジャン=ピエール・デュピュイは「核の脅威がもっとも深刻だ」と警鐘を鳴らしてきた。2019年に上梓した『ありえないことが現実になるとき』(ちくま学芸文庫)でも、核の抑止力における欠陥を指摘している。 ウクライナ侵攻によって「核の行使」が現実味を…